コタローのお気に入りの歌一覧
名鈴
こは狩りぞ 言ひて若草 摘む君を まばゆく見遣り 恋ひ初むる野道
14
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蔓葵
冬木立落ち葉さびしき枝々に風の結べるふくらすずめか
14
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蔓葵
うち匂ふ風なかりせば射干玉の夜のにしきをしら菊の花
13
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蔓葵
うは氷むすぼほれたる浮舟のこがれてもなほゆきなやみつつ
14
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夕夏
うたならばなんでもよいとおしえられなぜかよめないよいうただけが
10
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綿釣
ひたすらに永遠ばかり探してた秋の図書室ひだまりの午後
16
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綿釣
砂浜を歩く父子の足跡にまあるい月のあかりほのほの
10
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ななかまど
ねずみの子賀状となりて華やぐもこれが最後と手書きの寂し
15
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ななかまど
一本のギターが語る五十年素朴快なり陽水のうた
8
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灰色猫
人の世に道はひとつと限らんよ百でも千でも道はあるんちゃ
14
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灰色猫
この胸の痛みが分かちあえること光のような救済でした
16
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灰色猫
気持ちよく別れましょうまた次に必ず会えるかわからないから
15
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灰色猫
大切な自分らしさを脱ぐことが大人であるなら子供でいいさ
16
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滝川昌之
飛ぶよりも小走りが好きセキレイはつんとすまして避けるのが好き
18
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滝川昌之
まだ弱き冬日を求め差し出した梅が枝先に点く紅の粒
20
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滝川昌之
まだやっと成人式は登山口 難所急所はその先にある
25
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滝川昌之
成人の式に行く子が礼を言い涙ぐむ妻見て貰い泣く
16
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滝川昌之
冴え冴えと夜鳴きそばなど響くから締めにするかと急くコップ酒
16
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横井 信
夢で見た嫌な予感に目は覚めて仕事に急ぐ重い足取り
11
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横井 信
すれ違う僕の知らない思い出に視界が揺れる暖かい冬
15
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