コタローのお気に入りの歌一覧
ふじこ
背中撫で君に歌った子守唄今では君が一人で歌う
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ふじこ
朝起きて作り始めた甘酒がうまく出来たとよろこぶ私
10
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舞
夏色の少女に似合うワンピースひょろり手足の黒の健やか
12
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舞
陽炎に日傘もささず笑みて立つ地蔵仏の盂蘭盆会かな
14
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舞
帰りくる面影ありて思い出をポツリポツリと語る迎え火
14
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舞
このひとの乳に生かさる日の遠く小さくなりゆ老い母の背な
14
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舞
揺らぎ見ゆ水遊びする幼な児の足のお指の可愛ゆかりけれ
10
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吉野 鮎
流星のかけらの幾つさがす夜葉月の風に微か秋立つ
42
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吉野 鮎
黒點を散らし朱赤に燃える花鬼百合眞直ぐの孤高を咲かす
15
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吉野 鮎
故郷の山の斜面に鬼百合の咲く盆のころきみと知り初む
18
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吉野 鮎
さやぐ風涼し輕みをはらませて吾が曵く影伸びる午後の陽に
13
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吉野 鮎
ちさき虹噴水の向こふ立つ午後をみんみん蝉の時雨降りくる
11
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吉野 鮎
噴水の飛沫に虹の橋かかる 蝉捕りの子らと渡りゆこふか
12
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大野 冨士子
銃に拳 交通事故も核もあり失われるは 等価の生命
64
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大野 冨士子
シュワシュワがカナカナになる分岐点また暮れてゆく また歳をとる
65
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大野 冨士子
盆帰りされる立場になったころ半分残るラーメンライス
58
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大野 冨士子
なぜそんな大きな声で喋るのか 距離近すぎる 割り込みするな
64
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大野 冨士子
日曜日ワイドナショーで笑ってる それでいいのか これでいいのだ
63
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蔓葵
風わたるゆふべの雲のすぢごとに清かに見ゆる秋のおとづれ
14
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蔓葵
五月雨れに花散る里をほととぎす訪ねし声もむかしなりけり
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