祐鈴のお気に入りの歌一覧
夏恋
あの人もこの人もどこへ行ったのかまた会うことも有るのだろうか
10
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高見澤マツノ
ベランダを緑の庭にしてあげるバーベキューとかしたがってたね
5
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日向猫
携帯に執心の母とゲーム機に見入る息子は概ね他人
24
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詠み人知らず
棄てられぬ恋し憎しは増殖し ついに残るは燃え尽きた芯
12
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小林道憲
涼風は日暮れ時から強まりぬ 鐘の音ひときわ響き渡りて
15
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みなま
透き通ってすきとおっていきたいなこの秋そらのもっとうえまで
8
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みなま
わかってるギュッと抱いてよ ほどけるし ここにすわってあたまなでてね
7
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詠み人知らず
子はマンガ母は手元にファッション誌 声と笑顔の絶えたカフェにて
10
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恣翁
バリバリと 紙の焼けたる音のして 蛇の目は燠に火葬されたり
21
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みなま
ようやくに繋がる電話 声聞いて安堵もするし涙も出るし
8
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遠井 海
二十年前の証明写真からそれでいいの?と責められており
14
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恣翁
淀みには 羽虫ならむか 折節に小さき波紋の浮かびては消ゆ
22
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紫草
片足の捥げたバッタが動きいる廊下の隅に結界をはる
10
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inosann
いつからか話さずなりぬ長男を思いつ眺むる家族の写真
15
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みなま
拍手より 今はピンクの花ひとついや黄色でもこの際良いや
8
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詠み人知らず
恋愛の対象外と言われたの? うらやましいわ銀の指輪が
8
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詠み人知らず
朝八時 すき屋の客の空気には 六時の客のきりりが見えぬ
13
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おおしまゆきこ
秋彼岸 路端に咲く紅き花 手向けでもなくただそこにあり
10
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詠み人知らず
そこんとこ宜しく頼むと云われしも 何処が底だか天井裏か
15
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みなま
花道をそれて遊べるひとの目に恥じらい染まるのの花風情
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