緋色のお気に入りの歌一覧
芳立
盛りとて花の下紐とかれねば濡るる思ひぞ衣にこもれる
15
もっと見る
浅草大将
散りそめし枝垂の梅を惜しむかに花を添へたる春のあわ雪
34
もっと見る
栞
我の中 揺れる、ふくらむ、飛び跳ねる、さわぐ、溢れる、想いよ届け
5
もっと見る
詩月恵
さようなら きみにまつわるエトセトラ風に誘われ歩き始める
8
もっと見る
詠み人知らず
柊の葉の清らかな露として濁世の身は春に消なばや
11
もっと見る
あんて
次の番 待ってるだろうか あの人は 止まったままの交換日記
3
もっと見る
詠み人知らず
月もなき闇の深さはいかに知る夢かうつつか香ばかりの花
13
もっと見る
きりあ
鈍色の空より落ちる六弁の花よおまえは何が悲しい
59
もっと見る
詠み人知らず
重なりて朽つるを待つか山茶花の日に日に土の色となりゆく
68
もっと見る
銀ねず
心血を注いだ声でソプラノの痴漢ですって聴いてみたいぜ
5
もっと見る
詠み人知らず
町角の小さな神話語り継ぐたばこ屋床屋銭湯飲み屋
15
もっと見る
山科嶺子
さよならを言える資格はありますかわたし一人の思い出ですか
62
もっと見る
つやはき
別にさあ、聞くわよ悩みくらい。でもね、私のは誰が聞いてくれるの?
8
もっと見る
栞
坂道のてっぺんの家に住んでいる雨も陽射しも一番に届く
8
もっと見る
詠み人知らず
春風に空のゆくへをたづねても戻らぬものの名のみささやく
54
もっと見る
栞
春探し得意な我が家の愛犬はステップ踏みつつ散歩道ゆく
6
もっと見る
敷島ヤマト
5杯目のコーラの氷とけながら答えの出てる相談を聞く
19
もっと見る
氷魚
後悔がわたしの姿をとる前にきれいなままで終わらせてほしい
10
もっと見る
芳立
けふひと日すすみやはるひ春日なる月満ち欠けぬ世しもありとは
12
もっと見る
さささささ
電線に全音符ひとつシンバルでならしたいな黄金の音
6
もっと見る
[1]
<<
47
|
48
|
49
|
50
|
51
|
52
|
53
|
54
|
55
|
56
|
57
>>
[57]