まあさのお気に入りの歌一覧
宴
秋惜しむ人の気持ちも知らないで山はいそいそ冬支度をし
8
もっと見る
秋原硯
「久しぶり」打ち込んでみては消し直す汚れなくても思索は積もる
14
もっと見る
くらら
灯り無い 時代に人に 寄り添いて 心支えた 月明かりかな
25
もっと見る
炭酸水
羽衣をまとったような満月に一日早い月が出ている
18
もっと見る
絮谷新
施設とふ収容所にてただひとり膝突きて牀拭ひをり 父よ
25
もっと見る
沙久
解離する心に正真正銘の孤独が浸透してゆく零時
27
もっと見る
さゆ
あのときにあーすりゃよかったとかじゃなく あのとき時間が止まればよかった
10
もっと見る
詠み人知らず
遠方に友あり十年会えねども 変わることなく それゆえに友
26
もっと見る
詠み人知らず
出身地 年齢 性別 気にしない あ、いいなって 感じられれば
30
もっと見る
沙久
月並みな台詞だけれど「人生は一度きりだろ?だから「愛してる」」
16
もっと見る
沙久
衝撃の後に落ちゆく体には逃げる意志なく後続車くる
15
もっと見る
沙久
暗闇で音立てぬ雪が止めたのは ベランダ乗り越え身を投げる吾
17
もっと見る
詠み人知らず
休日の讃岐うどんに葱がない 代打不能の 偉い野菜だ
30
もっと見る
恣翁
南向く廂の間へと 床移し 冬の日差しを一人占めせむ
25
もっと見る
澄舟
日曜日ひとり散歩にほがらかな着信音に返信を受く
8
もっと見る
美津村
我が積んで走る煉瓦は八百丁伝票に「至急」のゴム印三つ
11
もっと見る
舞
妻を見て吾見て時に老いたなと顧みる四季尽きるひと夜に
13
もっと見る
さゆ
好きなこと好きって言える人がいる この世に生きるの、悪くないよね
5
もっと見る
月虹
真夜中の深呼吸には気を付けて見えない孤独を連れてくるから
128
もっと見る
灰色猫
無料版ウィルスバスターが見つけたる薄汚れたる私の悪意
24
もっと見る
[1]
<<
551
|
552
|
553
|
554
|
555
|
556
|
557
|
558
|
559
|
560
|
561
>>
[576]