詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
お墓には ちゃんといるのかいないのか わたしやっぱり パパに会いたい
39
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みなま
君の待つ国への旅路はるかにて巣立ちの日までは子とあゆみゆく
24
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詠み人知らず
物書きは悲喜の直接表現を 使うべからず忌避すべき悲喜
20
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詠み人知らず
ほのかにも寒さやわらぐ茶の間にてカリカリ梅をかじり茶を飲む
14
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詠み人知らず
指先をこぼれてはずむ鍵盤にパステルカラーの音譜が踊る
19
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詠伝
黒ずんだバナナと一緒に生ゴミの袋に詰め込むなま焼けの恋
23
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みやこうまし
夕づけば香を焚き染め沈丁花 口紅つけて過ぐ人を呼ぶ
15
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葉月きらら☆
背伸びして選ぶ浴衣の藍色と初めての紅十七の夏
9
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恣翁
海中の難破船のごと 蒼褪めし空に 沈めるパンテオンかな
21
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花靄
花柄の小物に心ときめいて 春の魔法にかかったと知る
6
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芳立
百夜千夜きしのこころのかがり火も君が川面になどか映えざる
5
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浅草大将
一夜にて主尋ねてきたなどと嘘をつくしのとんでもない梅
3
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あんとん
眠る前 春の訪れ 促して ホットミルクを ふーふー冷ます
2
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舞
うなだれた墓石の前のひと群の花の弔う春彼岸かな
10
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長月
ねむくても猫のいいなり猫じゃらし飼われてるのは私のほうね
3
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詠み人知らず
しゃぼん玉ひだまりひとつ抱きこんであなたのもとへ届けてあげる
22
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ほの香
箍 外し、理 外し、倫 外れ、 惑ひの春に生き方を撰る
24
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もなca
陽はそそぎ緑は芽吹き鳥は啼きあなたはいない 今年の春です
16
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もなca
「いよかんを食べてきたの」と両の手をひろげて春の香をふりまく子
26
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葉月きらら☆
一生の涙を流したその後で貴方の為に泣かぬと決めた
16
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