千映のお気に入りの歌一覧
まぽりん
梨木の鳥居くぐれば染井なる水汲むそばに萩の花咲く
27
もっと見る
もり
パンプスのなかにざらつく砂残り夏の別れは淡く胸刺す
15
もっと見る
矢車菊
風だけが知つてゐる道 この世でもあの世でもない夢の通ひ路
13
もっと見る
詠み人知らず
五本もの特急列車乗り継いで 着いたホテルで 風呂は三分
11
もっと見る
コーヤ
万葉歌花の彩りいにしえの人の想いは今も変わらず
13
もっと見る
詠み人知らず
がらんどう誰の小説だったろう きみ次第では 僕もそうなる
9
もっと見る
矢車菊
ミルクティに徐々に体はぬくもってさびしさにいまようやく気づく
9
もっと見る
恣翁
楊枝刺し 片眼瞑りて 根元まで 横筋交ひの唇に 煙草吸ふ
12
もっと見る
光源氏
遠ざかる君が姿をみつめをり涙でかすむ能登の夕暮れ
9
もっと見る
朔夜
怒られて泣いたんじゃないあまりにも情けないから泣けてきただけ
7
もっと見る
村上 喬
明け方のやさしい雨に濡れながら木立の中を走り抜けていく
24
もっと見る
へし切
誰とても下血のあれば恐ろしく思ひ惑ひぬ吾が身とあれば
16
もっと見る
野々花
泣く事に疲れた私の右肩に静かな風が・・・・風が流れる
6
もっと見る
林林
払沢の滝のふもとの清流を石づたい登るおむつの幼子
15
もっと見る
本能寺
水玉を乗せてキラキラ泣きぼくろ 涙じゃないわと君は言うけど
12
もっと見る
林林
先生のお腹に耳をくっつけてちいさな命を聴く子どもたち
15
もっと見る
野々花
「元・教師」そんな肩書き持つ爺のベッド彩る千羽の折り鶴
8
もっと見る
舞
ビル陰のコンクリ隙間ここでさえ俺は生きると鈴虫の鳴く
10
もっと見る
詠み人知らず
昼食に家族のいない子も見えるひとりで食べるコンビニ弁当
9
もっと見る
夢士
懐かしき輪唱もみじ秋の葉や今聞ゆるは雪の女王
9
もっと見る
[1]
<<
542
|
543
|
544
|
545
|
546
|
547
|
548
|
549
|
550
|
551
|
552
>>
[624]