詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
ふるさとの巷に立ちて父母を探す夢見る家さえ無くに
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滝川昌之
日曜の 「小さな旅」の メロディーと ゆっくり覚める 珈琲の朝
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秋日好
ちびゴリラ追いかけくれば姉ゴリラくるくる廻ってハンデをあげる
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秋日好
「お終いに出来るものなら」こちとらは依存ばかりでセンスじゃなくて
14
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秋日好
友の名を冠した馬が駆け抜ける年に一度の賭けごとの日に
17
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灰色猫
うっすらと引き攣りながら微笑するわたしの仮面がシンクに映る
19
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灰色猫
指先と指先とがふれるようわたしは水と密約を結ぶ
18
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灰色猫
君の編む毛糸が夏の草原にかわりつつある陽だまりのなか
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灰色猫
ゆっくりと水没してゆく船のようわたしは君の悪夢に沈む
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灰色猫
放課後の踊り場にある鏡から手招きをする真白き少女
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石川順一
紫陽花の震える過去を知って居る大塚古墳を登って見れば
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夢士
庭隅のスミレサイシン雨にぬれ俯きをりて春の陽を待つ
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只野ハル
公園の桜は次の春も咲くSHARPの跡のニトリの前に
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桐生賄
春休み 一泊帰省 長男の 戻りし後は 寂し気がする
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然景
温かい お人柄が にじみ出る ご家族思いの 和歌に感動
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吉野 鮎
眠るため一日ねむりてまた眠る菜種の梅雨のたゆたふ卯月
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吉野 鮎
透明にちかつく白のはなひらを朝の雨の雫とかせり
7
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吉野 鮎
歸りきて朝そらにきく鶯の未完の啼きこゑ頭上の高枝に
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ながさき
平和なる 日本の隅で カサコソと うごめく影は 何者なるか
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コーヤ
入園の新たな笑顔孫写真遠い昔と重ね愉しむ
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