柊+のお気に入りの歌一覧
さいおん
春風に いざ見に行かむ 桜花 我若からで 幾歳見むかも
12
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へし切
言の葉にすれば 少しは和らぐか 春日とはいへ こころ悲しも
13
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滝川昌之
花形へ春の舞台を空けるごと朧月夜に散る白梅は
19
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武蔵野
精霊の 木に誘われて 見上げると 今日は満月 おとめ座になり
7
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横井 信
風運ぶ春の香りにしのばれるやさしく揺れた木の枝の影
11
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ななかまど
春の陽はいつも気まぐれ逃げないで逃がさないぞとスノードロップ
9
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滝川昌之
論戦に男らの吐く煙草臭 三島由紀夫は東大にいる
17
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へし切
侘しさは その時としもなかりけり よる年波と雪とを嘆き
13
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うすべに
佐保姫の袖の香ながす沈丁花 冷たい雨にひそやかな春
10
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横井 信
ゆっくりと進む列車の後ろからまぶしい春の朝陽は昇る
15
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KEN
ふきのたう 噛めばほろほろ 思ひ出づ かの春この冬 あれこれと悔ふ
14
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武蔵野
庭に出て 風冷たしと 思えども のらぼう菜待つ 春の温もり
12
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名鈴
逢はぬ間の 思ひに連れて 身の内に 籠る熱さを 触れて伝へむ
11
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葛城
苔筵赤き落葉を頂きて春に目覺むる如月の末
13
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桃山
日曜は遅寝遅起き決め込みて惰眠に浸る夫の隣りで
13
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名鈴
人生の 走馬灯かな 文の束 すでに亡き友 恋人に母
9
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灰色猫
求めては理想の自分を追う日々をきっと普通と呼ぶんだろうな
10
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灰色猫
普通とか普通じゃないとか悩んでる暇すらないさ生きゆくことは
11
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ななかまど
華麗なるコートのなおみに幼な子は渇いた砂が水吸うように
8
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へし切
春されば 君が手折りし梅が枝に 身は焦がれつつ面影にして
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