弥栄成就のお気に入りの歌一覧
び わ
病院の待合室でひたすらに耳を澄まして呼ぶ声を待つ
7
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ななかまど
桃色に峰吹く風を染めるようにユートピアンのイワカガミ咲く
11
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灰色猫
傷ついて壊れぬようにぼくとだけぼくは話して生きてきたのか
12
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灰色猫
春風を 小瓶に詰めて 贈ります 涙の夜に 開けてください
67
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滝川昌之
ハイカラさんごとく日傘を差したのは雲影見上げた紫陽花でした
12
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滝川昌之
旧街道 屋号の残る寺町にリノベーションの蔵カフェの茶屋
15
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名鈴
梅の実に 宿る香りは 雨ごとに 増して溢りて 甘くとろめかす
14
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詠み人知らず
夏の海 水着がはじけ 羨ましい デブは着れない 痩せる気もない
3
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名鈴
暮れずとも 帳の中へ 来吾が君 恋弥増さり 夜は短し
10
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名鈴
日の欠くる 天変何を 諭すらむ 疫病流行りて 祭りも叶わず
8
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灰色猫
誰からも愛されないと冷め切った心がひとつ同じ雨の下
12
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滝川昌之
世に出れば過ぎた学舎は母となる時々匂いを嗅ぎたくもなる
16
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ななかまど
食べ終えて切なきものにさくらんぼ出すを惜しめる口なかの種
10
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ケンイチ
人としてなどと説かれてさんずいの幾つかに親しむ梅雨曇り
7
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紹益
風刺にも 難癖つける 野暮天よ 江戸っ子ならば 粋にいなせに
6
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谷村思亜
世の中に 完璧なんてないけれど 君といられる今が完全
3
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うすべに
久しぶり人波もどる日曜日 駅のたぬきも大きなマスク
5
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うすべに
雨のがれ隠れる藪のあじさいの はなびら透かせほのめくほたる
12
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翠燕
一度きり 縁あらばこそ 巡り会ふ 一期一会の はかなきを知る
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つゆふみ
大丈夫?自分を責めていませんか僕は褒めます生きるあなたを
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