詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
雪消なお 流れに殘る もみぢ葉に 岩魚は靜か さみどりの澤
9
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舞
真白なる時耐えてこそ北の国花咲き色の溢れくる街
7
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舞
割り算で余った数を引いてくような未来と呼ぶか余生と呼ぶか
1
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詠み人知らず
境遇や同じ痛みを探してる好きじゃないんだ歌を詠むのは
3
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コタロー
水張りて潤ふ田にも夕日差す水面兩手でそつと掬へり
5
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コタロー
群生のチガヤそれぞれ春風にドレミドレミと搖れて音爲す
7
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灰色猫
筍をひとつ掘るたび母を呼ぶ赤子の声が響く竹林
22
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横井 信
校庭を歓声のせて駆け抜ける運動会の風 心地よく
8
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横井 信
柔らかなみどりが揺れて砂利を踏む足音だけが静かにひびく
12
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KEN
ま草刈る 闇の荒れ野の 不如歸 何を乞ふらむ 天の御船に
12
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KEN
かたぶきて ひのほえの色 つくよみの 聲滲むかな 夜半の川縁
10
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へし切
降りやまぬ雨はなきとて世の中の身を知る雨に今日も泣き濡れ
19
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コタロー
眞紅なる薔薇は艷やか馨るるも近づくほどに棘が邪魔する
6
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コタロー
五月晴こんな良い日は逃さずに氣持ちいい程眠つてやらう
13
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灰色猫
満天の星を鳴らして歌います君を愛する子守の唄を
24
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滝川昌之
汗ばんだ腕が隣に触れぬよう おじさんたちに吊り革の夏
14
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滝川昌之
ポロシャツに天道虫がとまるからマークのワニが捕食を狙う
17
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滝川昌之
重たげな雲は雨季へと支度中まだと蹴散らす薫風よ吹け
17
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滝川昌之
雨後の陽にしずく落とせば桜の実 名もなき実とて錦とひかり
17
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ななかまど
小さき風紫の筆あやつりて「の」の字「の」の字や藤棚の下
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