KENのお気に入りの歌一覧
舞
苦き酒呑みては眠る行く旅の仮の宿りの独り寝の夜半
10
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へし切
思ひ寝の夢の枕にかヘリ来ぬ 妹が袖の香にほふたちばな
15
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ながさき
竹山が ヒップホップを 踊りだす 前後左右に 渦巻くように
12
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滝川昌之
山肌の紫陽花たどり頂の阿夫利神社へ急く梅雨の雲
17
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うすべに
寝しずまる月もかくれた雨の音 ほそい鳴き声はやくお帰り
9
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恣翁
森閑たる夜のしじまを 縫ふ雨の 軒を打つ音 冴え返るかな
11
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茂作
高千穗の峰の社を人問はば ただ神の代のままとこたへよ
12
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ななかまど
ヨッちゃんと白で占う花びらのマーガレットの遠きときめき
11
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へし切
桐の花散るや五月の雨ごもり 涼しくかほる初夏の風
15
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滝川昌之
ちょっとでも無理な要求隠し合い三十余年も続いた妻と
18
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横井 信
梅雨入りの雨にうつむく街路樹の枝を撫でてく新しい傘
12
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うすべに
ゆうぐれのうすい水色吸いとって 花にひろげるあじさいの魔法
11
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恣翁
海面は 重油を流しつるごとく 不気味なまでに黒々と凪ぐ
8
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うすべに
柿の葉のつやのまぶしさ 眼を細めみのりの秋にみがまえる夏
8
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ななかまど
降り出した雨が紫陽花たたくのを梅雨くる音としばし聴きおり
13
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横井 信
枇杷の実のそっと色づく路地裏にやさしく今日の夕餉の香り
12
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茂作
こころ無き人にやあるかつばめの巣 拂ひて戻る親鳥哀れ
15
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へし切
あぢさゐの花咲き初めて 梅雨入りの近きを知るか 言問はぬ君
15
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滝川昌之
強面の上司も客も懐に飛び込んでみりゃ意外と温い
13
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彩香
思い出や 連ねて綴り 青春も 薄れる君の あの言葉さえ
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