コタローのお気に入りの歌一覧
恣翁
臥し所なる障子 細目に引き開けて 飽かずて眺む 雀遊ぶを
16
もっと見る
恣翁
タクシーのバックミラーに 飾らるる 小さな松を ゆかしく見けり
13
もっと見る
恣翁
肌襦袢の裏と膚の間にし 淫らな期待 ぞわぞわ走りぬ
8
もっと見る
恣翁
足裏に 冷たき板を踏みたれば 袴の裾ゆ 身の凍みぬなり
13
もっと見る
夕夏
とうぼくのあとしまつのやきでしょぶんあてにはできぬたいりょうすぎて
3
もっと見る
夕夏
でんしまねーのすいしんにかわせかわせずしょうけんもとりひきいかに
5
もっと見る
夕夏
こうそくのあくせすじかんたんしゅくでうぃるすかんせんあっというまに
7
もっと見る
夕夏
たからくじうりあげいっちょうみまんにけいたいりょうきんすうじゅっちょう
4
もっと見る
夕夏
これほどのちょうきにわたりまもられたけんぽうなのにどこがわるいの
4
もっと見る
名鈴
望む如 なかなかならで 苦しめど 思ひ止まざる 恋と芸かな
12
もっと見る
名鈴
学問で 新しき目を 授けられ 高き峰より 見渡さるらし
13
もっと見る
名鈴
我が友が 目を懸けくるるは 暖けし 目付の警め 凍みて厭はし
8
もっと見る
名鈴
生ひ成れる 子の生まれし日 思い出で 苺菓子買ひ 夫と静かに食ぶ
13
もっと見る
名鈴
様様に 言ひ伝へらる 花や木を 目近く見たし 君と掻い連ね
12
もっと見る
ながさき
それぞれの 心にうつる 物事は 同じものでも 異なってくる
12
もっと見る
可不可
雨雲は持ち運べない コアラとか 焼け死んでゐる真上めざして
7
もっと見る
名鈴
いかばかり 子を思ふ情け 深からむ 焼け野の雉 夜の鶴とや
15
もっと見る
名鈴
朝まだき 暗く冷えいる 小正月 邪気を払はむ 小豆粥召せ
15
もっと見る
夢士
晴れやかな着物姿にほれぼれと見やる写真は巣立つ姪の子の
12
もっと見る
夢士
盃に屠蘇酌み分けて祝い酒残す伝統孫に伝えむ
12
もっと見る
[1]
<<
49
|
50
|
51
|
52
|
53
|
54
|
55
|
56
|
57
|
58
|
59
>>
[607]