詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ラベンダー
桜散り 若葉が出でる 青空の 或る日に祖父は 逝きて帰らぬ
20
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千映
街の中入学式の親子連れ初々しさを撒き散らす午後
12
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滝川昌之
水鳥が飛び立ちゆらす川面にはいくつもできる花ラテアート
20
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まあさ
春という 季節は優しい 顔をして 時に妖しい 果実を投げる
22
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千映
入園の息子「じゃあね」と手を振って教室に消える安堵と寂しさ
14
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詠み人知らず
花曇り 物言ふ花に 名残り雪 桜花咲かば 艶比ぶやも
8
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詠み人知らず
わびぬれば 心移りて 君ゆかむ 心もしのに やらずの雨か
7
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詠み人知らず
槍ヶ岳 見え分く峰は 水分り 別れし後は 逢ふ事もなし
9
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詠み人知らず
柿簾 風と遊びて あな嬉し 月頃重ね 姿良しかな
5
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詠み人知らず
天城越え けむる山々 かくれんぼ 里路を行けば 紫陽花笑う
8
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inosann
老いぼれるチャリンコおやじがポイ捨てし漂う煙草を海は受け入れ
14
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松本直哉
雨霽れてけやきの樹々のさみどりの芽吹きの春になりにけるかも
8
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桜田 武
黄昏の夢の扉にしがみ付き気力体力ありと気炎吐く
12
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舞
どのレジに並ぶべきかも伝授あり妻のメモ見つ食品売り場
13
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び わ
それでいいそれが本当の自分なら恥じる事なく威張ることなく
10
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みろく
十七の桜は揺れる髪飾り肌にも咲いて残るも知らず
17
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秋日好
花開く瞬間見たく依怙贔屓日照りの春の鉢植え牡丹
15
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秋日好
二時間の遅れがとても悔やまれる即レスできれば眠れたものを
12
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秋日好
小余綾の心揺れても五十路では禊香でも齢隠せず
12
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秋日好
恋を生き事実の恋を詠み上げるこの瞬間でも落ち着いてからも
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