滝川昌之のお気に入りの歌一覧
ななかまど
色のなき林たどれば春の陽は膨らみ始む若芽を包む
10
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トウジさん
てまはりは一興なしにすかなしや別つ妻したふ故にやあらむ
3
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めいこ
どろんこの道に残ったスキップの足跡の中に浮かぶ花びら
7
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へし切
しとしとと心を濡らす 桜雨 涙にかすむ君が面影
11
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雪乃まり
霞がかる桜前線に染まる街高台にいてくすぐる香り
4
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雪乃まり
雪溶けて春の予兆の梅便り思い出される香りとともに
3
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び わ
山桜染井吉野に守られてじっと花咲き静寂の中
4
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アガサ
大の字が 白く浮かんだ早雲山 卯月の雪が成せる白焼
2
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アガサ
朽ちた台に 菜の花 祝蕾 のらぼう菜 店の名前は 春は百円
3
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茂作
春の雨ゐたくな降りそ急かさずも 散る時を知る櫻なりせば
12
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横井 信
ひと気ない朝のホームに花びらのしずかに踊る春の思い出
12
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可不可
散り迷ふ花を冷やすも春の雨 たどれば川面いろどる薄紅
8
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うすべに
エラーした少年励ますやさしい目 失くした夢の続き見ている
6
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ななかまど
東風吹けば色と香りがわきたちて日記をめくり春待つ心
8
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さえね
雪国に生まれしものを万歳におくられ南の島へ征く兄
3
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谷村思亜
花満ちて 花の王国展がりぬ すべてを容れる愛の国かな
3
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時計台
紅カナメ 花影ひそかに燃え立ちぬ その名にし負ふ 真紅の新芽
6
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雨夜
なまなりの團扇にうつす木蓮華あまさかり降る花奉るめり
4
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び わ
木蓮が青き空背に紫の鮮やかな色目に染みわたる
7
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茂作
一乘の谷の城跡哀しかな 土に埋もるる朝倉の夢
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