千映のお気に入りの歌一覧
三十四
Tシャツの背中の汗は翼の形少年よ君はどこへ羽ばたく
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野々花
秋晴れの空に心を閉ざしては独りよがりの歌など詠う
11
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桐生賄
北海道 初雪降った!凄いね、と はしゃぐ娘は 寒がりだけど
8
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蜜矢 蜂郎
抜け落ちて薄くなっていく心には 育毛剤より沁み込む日本酒
2
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詠み人知らず
十月の空が悲しく見えたとき 僕の病に 根が生えていた
15
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野々花
「今夜から新米です」と告げたからおかず一品減らしてもいい?
6
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舞
下鴨の社に静か秋の雨糺すの森の木々を染めつつ
15
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野々花
ゴミ箱の娘のノート助け出し白いページに歌したためる
9
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本能寺
突然の恋の終わりは紙ヤスリ 削り取られてざらつく心
17
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夢士
天高く木々の実赤く色付きぬ鳥の待ちをり家々の屋根
8
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夢士
待ちにまつ初孫だきて年重ねその背に光るランドセル見ゆ
15
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大さん
今更になって届いた君好きな本では二人結ばれていた
6
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野々花
捨てがたき思い出ばかり多すぎていつも進まぬ片付け仕事
10
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大さん
熱をもつ額にふれる手が震え声も出せずに更けていく夜
15
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詠み人知らず
君よ跳べ踏み切り台は据えつけた 後はその気に なれるか否か
23
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桐生賄
お弁当作りは苦手なんだけど 愛情だけは入ってますよ
9
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へし切
愛おしきつぶらな瞳もみじ手をみつめて願ふ孫のしあわせ
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詠み人知らず
懐かしい炊事せんたく分業の 夫婦みたいな三日だったね
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桐生賄
車中にて 売り言葉に買い言葉 募るイライラ 流せるか、雨
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ながさき
どこまでも 空の青さは 澄みわたり 柿の実紅く 西日に映えて
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