桜園のお気に入りの歌一覧
想野
身じろぎもはばかるほどの日々にさえあまねくそそぐ春光の恵み
7
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想野
敗れてもまた立ちあがる人のいてそれを眺めて嗤う人なし
10
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半格斎
寒風に身を凍らせて登校の子等は弾けし歩道路のうえ
11
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半格斎
耐へてこそ花の色香やいや増すと木々の芽吹きのままならぬ今
16
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光源氏
我はただうたかたの世で生きるのみ月読み姫の心も知らず
10
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ゆうくん
黄水仙 雪山白き その中に 一輪 春の 陽の色が燃え
3
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由良
夕暮れの空にいつかの母さんの「おかえりなさい」を聞いたきがして
6
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三沢左右
藍のいろ絵師のこころを継ぎゆけよ 深みまさりて夜となるまで
18
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紫草
もの想うひとりの夜は灯りけしゆたかな闇にそっと身をおく
18
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浅草大将
東京へふた夜の旅ははるかなり急行さつま鹿児島を出づ
12
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falcon
泣きじゃくる弟なだめ帰る道幼き姉にコスモス揺れる
85
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falcon
炎たち煙は高く天を突く燎原はるか富士のかすめる
8
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風蘭
片付かぬ思い出ばかり詰めこんだ部屋から逃げてばかりいた日々
11
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光源氏
本当に苦しきままの御身ならばしるべの道は癒えてから見よ
7
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三嶋
真っ先にあの子の名前探してる 背伸びして見るクラス名簿で
21
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しまじま
若草の 露のはかなく 消えけるに 涙の苦藻に 隠れけるかも
1
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只野ハル
自分を信じて大切に好きにというのがわからない守るだけ
3
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西村 由佳里
ドの穴をうまく埋められないままに笛の音色は空に溶けゆく
7
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環
緑色の世界を見てゐた虫の眼に燃えるグラジオラスの残照
6
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ふきのとう
春めいてあおき蕾にひとひらの花を咲かせる梅の小枝や
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