千映のお気に入りの歌一覧
リンダ
褐色の肌持つ人に抱かれてバンドネオンの音に震える
8
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ながさき
平然と つじつま合わせ 砂の城 日本の国の 未来を憂う
20
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ミツ子
もしきみの心に色があったならこの朝焼けに似てるのだろう
8
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本能寺
秋の暮れ きみがとなりにいないこと 今さら気づく 広い助手席
18
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雪柊
血が滲む膝に唾ぬり夕焼けの向こうで手を振る友を追いかけ
10
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秋日好
いい男ばかり観てると現実が剥げ落ちて行く秋の終日
13
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林林
食べ頃よぉ 今年の梅干し呼んでいる ご飯に乗せて 雨の晩秋
13
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舞
行き過ぎるおみなの髪は紅葉に映えて艶やに香も秋の色
14
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雪柊
ベーゴマにヤスリをかけて芯を出す背中に響く 「宿題やったの?」
15
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林林
空掴む小さき腕に管挿さるその手を握る保育器の中
15
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詠み人知らず
沐浴で唇すぼめた君のこと 忘れるものか ぷよぷよの頬
14
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詠み人知らず
目玉焼き蕪の漬物みそ汁と 焼き海苔どれも 主役なのです
13
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コーヤ
ママ読んで絵本持ちせがむ孫姿子育て奮闘思い出したり
14
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林林
履歴書を書きつつ思う わが人生 いつの日も一人ではなかったと
18
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大さん
心地よい心臓の音息遣い 静寂さえも音楽と知る
21
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西村 由佳里
スーパーの棚に寝ころぶオレンジよ私といっしょに帰りませんか
10
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林林
折り紙の作品増える捨てられぬ作りし子の顔をしているから
16
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大さん
砂浜で自分の足跡確かめた 海に行きたいわけじゃなかった
19
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へし切
妻は逝き子らも巣立てばただひとり憂き世に思ひ置くこともなし
24
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コーヤ
秋晴れの湖岸の木々は燃え盛り濃きも淡きも並びうつろい
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