詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
近づきて微笑み交わす望の月覆い隠さる意地悪あま雲
16
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恣翁
片肌に 薄く眼を閉ぢ 横座りしたる女や 何想ふらむ
16
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へし切
年ふれど忘らるまじき面影のひと日も君をかけぬ日はなし
24
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KEN
淺春の うたかたの粒 枝に留め にほい立つかな 山里の花
17
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KEN
春隣 淡雪の間の 月燈り 心にふふむ 蕾寫せば
19
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夕夏
とうちしてすこしばかりのきょうちょうをもとめているのことばのあやで
5
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灰色猫
マガジンとパンとミルクを荷に詰めて旅立ちますね少年として
21
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灰色猫
マガジンの打ち切りとなる物語すべてに明日があるわけじゃない
22
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うすべに
立ちしおれ 冬は終わりと蝋梅の はなびら透かす陽のあたたかさ
17
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コタロー
美しき日本庭園作られて鳰は潛りて魚を食べる
7
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コタロー
美術館の繪畫彫刻燒き物の本物觀れば瞳に優し
10
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コタロー
高々と山の頂岐阜城の遙か彼方に小さく有りぬ
15
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滝川昌之
体力は使いきったと定年の体育教師が置くホイッスル
24
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inosann
菓子袋やぶいて想う母の事 お尻から開ける吾の仕草に
20
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舞
ささくれも夜爪切るも気づかいはもう要らないと虚ろ淋しく
8
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ななかまど
手持ち金数えておりぬ散歩道寒の戻りし珈琲館に
8
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清淡
果樹園に獸追ひたる 砲の音に情緒感じる 旅人風情
4
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灰色猫
畑起こす農具と種と雨がある人は飢えずに暮らしてゆける
16
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灰色猫
初めての雨具と長靴じゃぶじゃぶと笑顔はじける春のお散歩
20
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灰色猫
この胸で泣いて怒って微笑んで君のすべてを守れていたかな
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