赤俊雄のお気に入りの歌一覧
七瀬
親密になればなるほどくるしくて ぶつけてしまふ刺々しさよ
15
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すばる
胸の奥暖かい火が灯るのは君の勇気を預かったから
25
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葵の助
願い事特化し栗きんとんだけを邪念まみれで作る年の瀬
3
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佐木野御宮
白紙から文字の一つに思ひ抱き君へと送る青いノート
3
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詠み人知らず
吉野家で偶然フリーザ見たけれど 牛丼ミニを残していたよ
13
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cancer
漕いで漕いで突然高さが怖くなり動けなくなる深夜のブランコ
6
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cherry
被写体を とるかのごとく うた紡ぐ もってるスペック シャッターのみ
10
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cherry
人知れず うたが手を引き つれていく 皮膚にささるよな 彼方のせかい
13
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聴雨
紗をまとひ今宵の月を待ちゐたるため息しろき玉梓の花
17
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紫苑
ことのはをふたたびひらく気に留むることのはのなほ揺りかへすゆゑ
17
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みん
じいちゃんの氷のようなでこに触れ 生死の距離を知ったあの夏
20
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葵の助
極細の噴射ノズルをセットして狙い定める(これは正義だ)
7
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西村 由佳里
学校の百葉箱の中にいる妖精はまだ夏を知らない
10
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詠み人知らず
草刈ればむせる草の香迫りきて生きる主張をひしと感じる
21
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みつむし
友よりの手作り梅酒飲む度に気配り見えてまろやかに酔う
8
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みつむし
新鮮な葱をざくざく刻みをり涙止まらぬ口実にして
7
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紫草
文月の湿りをおびた灰色の空を求めて稚蔓は伸ぶ
22
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みなま
釉薬の重なりのような空と雲あてない渇きおぼえた花が
9
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詠み人知らず
霧と雲と境界のない重い丘 あたたか色の食事がほしい
14
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ほの香
夏の夜は渦卷く宇宙の始まりのかなたに生まれる新星想ふ
14
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