千映のお気に入りの歌一覧
工藤吉生
一滴がひらたい石の床に落ちそれが聞こえるくらいに孤独
10
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恣翁
降り初めし雨に慌てて 駈け込みし客の上着に 雨滴光れり
19
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コーヤ
散りのこる楓のもみじ極まりて紅い輝き目にとどめたり
14
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コーヤ
深まりし 秋 実りたる「スズカケ」は風情味わう下げる玉飾り
14
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詠み人知らず
AからZ 僕らはみんな 生きている だから他人に 優しいんじゃけ
15
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珠海
思い出は美化ではなくて劣化する思い出せない君の体温
8
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桐生賄
いじめをね される側も する側も よく考えて 命は一つ
12
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野々花
濡れ落ち葉掃きたる隣の濡れ落ち葉片手を挙げて挨拶交わす
11
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すばる
あの時はあんな近くにいた君の誕生日すら忘れちゃったよ
16
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大さん
廃墟には 思い出達が散らかって 月に照らされ輝いている
22
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大さん
聖堂で紡がれている天使の音 ひとりひとりの想い一つに
15
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恣翁
ひらひらと蝶の舞ふがに オーダーを ウェイトレスの取りに来るかな
20
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雪柊
初戀の君は何處で暮らすのか月に照らされ 想ふ晩秋
12
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南美帆
寝入る子の汗に濡れたる前髪をかきあげた手に頬を寄せられ
22
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詠み人知らず
その人の病に望み無かろうと 俺はともかく のぞみで走る
11
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詠み人知らず
風景や動植物を語れない 殺伐伐たる ここ一か月
13
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まぽりん
泡沫の憂き身はやがて消えななむ通ふ恋路もなみの逢ふ瀬に
28
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夢士
霜月に入りて野の花返り咲き秋の陽を受けスミレ愛でをり
16
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白黎
要するに君は愛してほしいから 夜更けのメールがRe、Re
4
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潜鯰
きみがため 月の桂も刈りとらむ 今ひとたびの 逢瀬がために
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