千映のお気に入りの歌一覧
夢士
くるくると冬の陽を浴び落ち葉舞ふ一人ベンチに風と語らむ
26
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深木乃青葉
お見舞いの林檎をかじると胃袋の 奥から愛しさ涙に転ず
9
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へし切
老い枯れて身は浮き草の風まかせ憂き世の川に迷ひただよふ
25
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桐生賄
喧嘩して 無言で眠った 子の寝顔 少し後悔 明日は笑顔で
20
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はろーき亭 猫又
こんな日に隣にきみがいたらなあ 布団もこんな 冷たくないのに
7
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へし切
恋恋ひて忍び忍びて恋ひ死なん終にもらさぬ己が思ひは
24
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矢車菊
澄みきった秋の時間を歩みゆくこの清らかなかなしみのまま
20
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矢車菊
だんだんときみの不在に慣れていく こんなに星がきれいな夜です
26
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柏木 月
ざわざわと心がうねり鳴つてゐる萠ゆる心が張り裂けぬかと
5
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詠み人知らず
案の定 月下に光るマネキンは 三本脚の 椅子に座って
10
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桐生賄
ピリピリと 緊張走る 体育館 入試に向けて いよいよ始動
12
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柏木 月
好きなのに傳へられないやるせなさいまひとたびの勇氣が慾しい
6
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大さん
一瞬の虹を切り取り送ろうとカメラ取り出す 君 もういない
23
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珠海
帰り道傘打つ雨の音聞きて一人を許す夜は優しい
31
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灰色猫
星を見て 泣いてる全ての 人のため 衛星軌道へ 放つ花束
38
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寧々
木枯らしが吹き拔けていく小路には金茶黄色の波が搖れてる
6
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野々花
モコモコの靴下履いて甘やかす足が年々わがままになる
15
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雪柊
報われぬ 恋が至上と説く書物報われしものは愛と名を変え
17
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林林
今日もまた心の海は揺れ揺れて 寄する波よ 返す波よ
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夢士
冬立ちて頬に冷たき朝の風流るる時の早やきことかな
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