朝比奈のお気に入りの歌一覧
へし切
孫来たる 碁石をみつけ遊びたる 大きくなぁれ 爺と囲碁しよう
12
もっと見る
名鈴
静やかに 熟く朝を 迎へけり 君と暮らさる 日々に慣れつつ
9
もっと見る
名鈴
恋しさに 身を焦がしても 窶れても 惜しからざらむ この逢瀬かな
6
もっと見る
綴迷停
ただ書いて置き去りにしたこの手紙心の葛藤表に滲ませ
1
もっと見る
綴迷停
嘘くさい歌人は今日も歌を詠み力のなさに打ちひしがれて
3
もっと見る
綴迷停
夢遥か一寸先は蜃気楼この手すり抜け宙をさ迷い
1
もっと見る
綴迷停
殻あればでんでんむしと呼ばれしもなければなめくじとただ成り下がり
1
もっと見る
綴迷停
この文字を武器とし抱え戦えば誰かの胸に何かを残し
1
もっと見る
桃山
送り出す朝の笑顔は一万ドル戸越しに夫は片笑みていう
9
もっと見る
河のほとり
寝覚むれどなぐさめもなき夜の闇に夢と共にも消ぬる身もがな
11
もっと見る
望月薫
跳びはねて舞い散る露に光射し夕立待ちて鳴く雨蛙
10
もっと見る
名鈴
あさぢふの 栗栖の小野の 氷室には ひとときならぬ 思ひ氷れり
12
もっと見る
音弥
新株に子供も斃れるコロナ禍のニッポン五輪に突入します
14
もっと見る
夕桐
木漏れ陽に隱るる水面搖らめゐて 色めき出づる睡蓮眩れむ
9
もっと見る
葛城
さやさやと葉擦れも清き枇杷の枝を分けて捉へる黄金の實を
14
もっと見る
へし切
じわじわと襲いくる波 デルタ株 今なら間に合う五輪の中止
9
もっと見る
名鈴
心根と い繫る指 熱ければ 氷た易く 一触れに融く
11
もっと見る
滝川昌之
十九年命日いつも湿っぽい梅雨に逝っては泣かせる母よ
17
もっと見る
武蔵野
なぜなのか こころの病 解説受けて 敵意を抱き 乖離していた
7
もっと見る
ななかまど
コロナまだはびこる島に百年の時代を生きる術のむずかし
11
もっと見る
[1]
<<
43
|
44
|
45
|
46
|
47
|
48
|
49
|
50
|
51
|
52
|
53
>>
[53]