蔓葵のお気に入りの歌一覧
夕夏
ちちははのじっかのおはかたずねてはいつまでいけるわがこにたずね
5
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ひすいの湖
みとせ前 触れしあなたの薬指 今はくすんだ銀色に照る
10
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吉野 鮎
敗戰を終戰といふまやかしをこの年もまた八月十五日
16
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芳立
世のなかはわりなき葛の伸びわたり繁ること葉をいかに刈るべき
8
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び わ
生か死か次の一着左右する囲碁の道だが全てに通じ
4
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工藤吉生
本当に思ってるかはわからない「ごめんなさい」にイイネやっとく
4
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松本直哉
風をいたみなびきみだるる草の葉の寝乱れ髪のまなかひにたつ
6
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夢士
うたのわを離れ早くも四ヶ月残暑となりて虫の声を聞く
15
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詠み人知らず
離れても君の存在それだけで満たされていた恋をしていた
6
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コタロー
永遠に忘れてならぬ戰爭の終はりの誓ひ平和の誓ひ
11
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滝川昌之
フィリピンで伯父が迎えた終戦のくどい話も聴けぬ新盆
22
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横井 信
公園に溢れる蝉の歌声は今日の暑さを告げるサイレン
12
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西村 由佳里
子離れをせねばならぬと眺めてる初めてづくしのみどりの窓口
8
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ななかまど
観覧車直径ほどの人ならぶ円周率をかけてゆるりと
5
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うすべに
偶然に見かけた駅のふたり連れ 心の鬼がふと牙をむく
7
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へし切
夕涼み 縁台置いて将棋かな 昭和の風景 今は懐かし
15
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更紗
逢う度に全てを失う危うさを知っていながら止まらない恋
9
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横井 信
令和でもやっぱり暑い八月は汗を拭きつつ踏み出す一歩
13
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コタロー
日盛りに向日葵たちも下を向き我もハンカチ一枚濡らす
8
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芳立
灼かれてぞおのが盛りをいまと知る日よりも明かきひまはりの花
9
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