詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
美津村
受取手形を束ねて置きし運転台深く日は差し膝あたたかし
11
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藤久崇
千草咲き 千々に色付く 叢の 小園愛しき 豊土の春
22
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まあさ
支えられここまで辿り着いたこと 忘れず「歩」のままコツコツ励む
15
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山崎ふゆ彦
過去のこと今にし思えばよくわかる人の悪意の思わぬ深さを
5
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美津村
運転席に坐れば心引締まり職替へむ迷ひはうすれてをりぬ
6
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美津村
この夜は空気の乾く我が倉庫積まれし煉瓦ともしび反す
9
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美津村
野火あかく連なる棚田見上げつつ日暮の峡をトラック走らす
10
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inosann
霞かかる車窓にうつりし駿河の海 空との境が定かならざる
16
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舞
春弥生のどかな空に恋などをしてみたきかな花を待ちつつ
15
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松虫君
ふと思い出すのはきっと君のこと忘れた証拠だと思いたい
9
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恣翁
上げ潮に 流れで黒ずむ神田川 朝の河岸にぞ 船を舫へる
15
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石川順一
短詩書くお経唱えてワイン飲む一瞬の啓示詩心が起こる
14
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鴎
生きるだけただそれだけでしんどくてただ寝ていたいそれも出来ずに
6
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コーヤ
爽やかな 鳥鳴く声に 見上ぐれば 心ときめく 桜の空が
20
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コーヤ
満開に ほこる桜木 根元には 可憐に笑う 蒲公英の居る
13
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リクシアナ
春だより乗せて北行く朝の便サテンリボンの雲曳きながら
27
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灰色猫
夏枯れに減水をしたダムの底立ち現れる廃校の白
18
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灰色猫
僕たちはみんな天使の瞳もち生まれきたのに穢れてしまうの
12
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灰色猫
命あることが恵みと言うのなら飢えも病も打ち消し給え
17
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夢士
居酒屋の小声の会話聞こえ来る弥生の風に吹かれし人事
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