千映のお気に入りの歌一覧
野々花
角取れてまあるくなりし大根を労るように甘味噌を塗る
14
もっと見る
へし切
すぎ来にしむそじの春の夢のあと めぐる思い出 恋ひそめしころ
25
もっと見る
まぽりん
木の実にも時雨ふるらむ育みし柞の森のかれぬる秋は
36
もっと見る
コーヤ
美しき友禅菊が散り降りて紫輝くじゅうたん広ぐ
14
もっと見る
詠み人知らず
テーブルに真珠のピアス片方を 即物的に 忘れた彼女
18
もっと見る
灰色猫
空き缶を 蹴とばしながら 帰る道 蹴っていたのは 自分の孤独
47
もっと見る
ながさき
縄文の 一万年の 文化には 世界が注視 豊かな知恵が
18
もっと見る
あふひ*・○・*
ひ孫等がりんで遊んで仏壇の御供え食べていつもごめんね
16
もっと見る
夢士
東名のテールの光り帯のごと孫に会わむと光りに入りぬ
19
もっと見る
詠み人知らず
月のない絶望の夜 マネキンを 猫が見ていた 蒼白の肌
16
もっと見る
詠み人知らず
加湿器の黴が増えれば奇病呼ぶ 水は命も 毒も育てる
14
もっと見る
はろーき亭 猫又
こんな夜は君を離したくはない 今のうちだぞ こんなの言うの
5
もっと見る
雪柊
我が文に応えてくれた恩師こそ平和を唱えた反戦の女性
13
もっと見る
野々花
誰からも感謝されずに主婦と言う無賃業務の半日過ぎる
10
もっと見る
詠み人知らず
開店の準備の様は一様に 自動扉が 開きっぱなし
8
もっと見る
舞
小春日の柔らかな陽を言祝ぎつ休日妻とのたりのたりと
14
もっと見る
うめ
あなたとは離れていてもみえるのは同じ景色と信じています
8
もっと見る
灰色猫
いつの日か 滅びてしまう ものだから 人は魅力を 感じるのだろう
22
もっと見る
たそがれ
そういえばやっと車のナンバーも 忘れてきてるあとは声だけ
6
もっと見る
野々花
色褪せた小菊を燃やし泣きそうな空へと送る弔いみたいに
19
もっと見る
[1]
<<
501
|
502
|
503
|
504
|
505
|
506
|
507
|
508
|
509
|
510
|
511
>>
[624]