千映のお気に入りの歌一覧
舞
日々過ごす家事に荒れたる妻の手に言葉にせぬも感謝ひと言
21
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野々花
悲しみを含みし風の冷たさは他人に染まらぬプライドの色
25
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秋日好
「ご自由に弾いて」と書かれたピアノ前指の震えがとまりもせずに
12
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みやこうまし
さよならを言わずにこの世を去るつもり 輪廻転生 又の日会える
21
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林林
友からのかなしき知らせに言葉無くただ側にいて肩を抱きつつ
18
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林林
病めるとき「あなたの笑顔が一番の薬」とおっしゃる母心かな
21
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矢車菊
思ひ出を取り出すやうにまた重き辞書からひとつ言葉拾ひぬ
20
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林林
母と娘で桃を食みつつ花火聞くあの日のあなたの夜空を思う
19
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詠み人知らず
様々な色が都会に滲むから 明日は眼鏡を 新調しよう
17
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野々花
月明かり眩しき夜は窓辺にて木々の影絵を暫し楽しむ
17
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たけくらべ
もみぢ葉の散りゆく秋を慈しみ鳥居に潮の滿つる宮島
7
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たけくらべ
初めての花かんざしも凛としてけふ悠然の舞妓なりせば
7
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野々花
何時までも心に重い悔いひとつ亡母についたる初めての嘘
13
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ユキ
胸の奥そっとしまった恋心ばれないように鍵をかけて
4
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詠み人知らず
ご贔屓にして下さいねと背に触れる 小料理「京子」女将は「ひとみ」
14
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矢車菊
この距離を大切にしていたいから僕らはずっとともだちでいる
19
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詠み人知らず
隙間から初冬が忍び込んでくる ドア好きたちは 手をポケットに
15
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詠み人知らず
体力も気力も薄い学生が 列に割り込む 許容の範囲
15
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詠み人知らず
君想い利休鼠の雨の降る街の花屋で求めしシクラメン
19
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本能寺
澄んだ空 おうオリオンか久しぶり ようやく上を向けたみたいだ
20
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