加祢のお気に入りの歌一覧
光源氏
あるままに見やる気色を語らへど心の色も惜しむことなく
28
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falcon
泣きじゃくる弟なだめ帰る道幼き姉にコスモス揺れる
85
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きりあ
向い風自転車こいで家に着き赤い頬してストーブを焚く
8
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羽
彼女ならどう詠むだろう花を見てふと思う冬のひだまりを抱く
57
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詠み人知らず
あまりにも美しすぎる夕焼けは沈んでいくのに希望に見える
79
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若楓
立ち枯れの蓮池春に誘われて花散る風に水面さざめく
9
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シュンイチ
自転車で隣の町まで行ったっけ ぼくがはじめて「おれ」と言った日
87
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でくのぼう
時雨をる萩は麗し寺の庭鎭まりゆきし戀路かなしき
25
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でくのぼう
心音の柔き温みに春の花病みてゐたはる遠き町にて
15
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水島寒月
さんざんに迷いし挙句頼みたる鴨南ばんにまだ迷いおり
5
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水島寒月
からたちの口ずさみつつ針のとげ触るればまろき実のひとつあり
9
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水島寒月
春霞む新木場の海ゆく舟はひとすじ白き小波をひく
17
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ころすけ
ただ一人ただ一人でいい幸せにできただろうか 寂しさの果て
21
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ころすけ
ごめんねと言いたいやうな山の影 向こうに父と母が住むから
18
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ころすけ
せがまれて未来ある子に折りてやる紙ヒコーキは水色に飛ぶ
41
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まるたまる
夏前に遂に果たせぬ誓いやら悲しい嘘は東雲に捨つ
21
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光源氏
朝影によき言の葉は浮かばざり浮き寝のほどを思ひ寄せても
18
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詠み人知らず
ヒーリングをうけるお金を神様のお賽銭にと神社へでかけし
18
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悠々
鳴く千鳥月のでぬ夜はちろちろと かぼそき声もしずみゆく浜
20
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詠み人知らず
病む父にかはりて畑を耕せり土とはかくもやさしきものか
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