朝比奈のお気に入りの歌一覧
名鈴
露集め 梶の葉に書く 我が思ひ 雲さへ消れば 天に届かむ
10
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名鈴
かささぎも 雲うち眺め 七夕に 行き逢はする役 果たさんと待つ
15
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夕桐
家竝び芒の原も消え入れば 里の稻穗の面影ゆかし
5
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夕桐
唐錦裝ふ鹿毛つや笠懸けの 走り紛ひて究寛なり出づ
5
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萱斎院
さみだれのいとあらましき打つ音に 止むをねがふもかひなしと知る
12
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名鈴
千早振る 神も見るらむ 天が下 相住む妹背 仲睦ましと
9
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名鈴
天の川 此方彼方に 待つ人に 年の渡りを せめて許せよ
10
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夕桐
天つ川五弦に浮くる三日月の 平曲語りに梶のふみ染め
8
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葛城
夏の夜のしらじら明けを待つ鳥の四方より鳴くか姦しき聲
13
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名鈴
今日ならで 逢はるる夜ぞ 無かりける 雨に泥めど え思ひ絶えず
10
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KEN
さみだれに 澪濁す音の 逢瀬川 天など見えぬ 星合ひの夜半
12
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名鈴
玉の緒の 継がるる契り 結ばれむ 世々を経れども あらぬ世にても
14
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へし切
常の日をはやくと願ふコロナ禍の五輪を憂ふ七夕の宵
17
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萱斎院
うつせみの衣まとふや愛宕山 こよひの逢ふ瀬雲な隠しそ
9
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葛城
鮮やかな青一閃の遮りて翡翆の鳥の川面を飛翔す
12
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葛城
黒南風のはびこるのみか明く間際 暴れて世夜を脅かすかな
9
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綴迷停
下手とても詠めなければ苦しくて歌人気取りて首などひねり
1
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KEN
まりをつく 白き手の如 やわく降れ あぢさゐ濡らす 日曜の雨
12
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葛城
岩魚燒く香烟の中酒を酌み身を安らはす山の日暮れに
13
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音弥
困憊の体横たえ寝台に低反発のアイス・ピローを
5
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