柊+のお気に入りの歌一覧
へし切
今 君の 匂いがしてる 夢の中 抱いてもいいの 恋していいの
12
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へし切
藤の花咲きて散りにき 卯の花は 憂き世の中に盛りなりけり
11
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横井 信
さわやかな立夏の風は水張り田をすっと横切る小さなトンボ
12
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名鈴
咲き初めば 日次ぎ開くる 長春花 日毎恋する 我に似るかな
12
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ななかまど
疫病後の夢を肴に飲む夜はただ緩やかに喉にしみゆく
11
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草木藍
明け方の光に押され月の影次第に薄れ空に溶けゆく
7
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名鈴
朝日なす 目細しき汝が 顔よ 暁の別れ 今は早遠し
10
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葛城
遠き日に親しみ遊ぶ野や山を幼の眼に又眺めむと
15
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横井 信
水を張る稲田の裾の里山にやけに達者なウグイスの声
15
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KEN
みづうみは 雲うち渡し 蒼の冴ゆ とまどふ初夏の 光懷きつ
11
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リクシアナ
花時雨いろづく郷に吾ひとりひとり費やすあてどなき春
14
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名鈴
まつ二葉 萌しつはるを 見付けなば 何より君に 先づ知らすべし
13
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ななかまど
考える葦として立つ人類の前に差し出す変異の踏み絵
12
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蔓葵
かがり火の影もをぐらのうかひ舟かつらの川をみがく月夜は
13
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へし切
五月来ば何を憂しとや不如帰 初声聞けば吾も侘びしも
12
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葛城
緑生う川邊にありて魚釣りし晩春の贅に一日を送る
12
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横井 信
物憂げな午後の時間を切り取ってひとつふたつと鳴るいなびかり
16
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ななかまど
それぞれに理由のありて駅に立つ待つを証とスマホを持ちて
11
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やまざくら
花衣 花の香纏ひ そぞろ往く 仄かに解くる 憂き心かも
6
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滝川昌之
落花した躑躅の着地はテント型泊り客など招いて灯る
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