詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
水無月になりてうたのわ眺め居るうた読みすれど詠むこと久し
14
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ななかまど
赤き薔薇其れは其れはと惹かれるも幾多の棘をかくしもちおり
5
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滝川昌之
殻とれずウリ坊みたいな向日葵の双葉に癒える夏浅き朝
17
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へし切
むらさきに咲きたる花の散り落ちて涼しくかほる桐の下風
15
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滝川昌之
前を行く女性が突如加速する夜道の一人歩きの心理
17
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滝川昌之
通り魔となったお前の不遇など手を擦る蠅の身の程もない
16
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月虹
捕まえた と思えば遠く逃げてゆく初夏の虫にも恋の魂
70
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横井 信
楽しげにひかりを浴びる大木の幹に手をあて空を見上げる
8
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横井 信
涼しげな鎮守の森へ傷ついた蝶はゆっくり流されていく
10
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秋日好
繁忙の疲れた脚を出迎える庭一杯の咲きたてのバラ
11
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秋日好
細々と作る野菜の一粒の種の重さを夫と味わう
12
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KEN
ひとまろの 歌の意味など 思ひつつ フォンのアク取る 午前二時半
11
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舞
吾が胸に老いてやすめる鳥いちわ大空をゆく夢も忘れて
2
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秋日好
年輪を重ねて木肌に味が出る盆栽手前の楡欅鉢
10
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逆光にゃんこ
夕暮れに驅ける轍の影映し夏は來にけり代田の水面に
4
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逆光にゃんこ
青嵐ざわめく麥の穗金色にうねる波濤は夏の野の海
8
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逆光にゃんこ
風薫る雲なき空に音響く光る轍よ新たな時代よ
6
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夕夏
こんびにのあかりにつどうむしたちはえるいーでぃーにはちょうがあわず
4
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灰色猫
ふかふかの猫バスに乗りばらまこう病を癒やすとうもろこしを
20
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横井 信
やっと着くカエルの歌の出迎えにふらつきながらため息ひとつ
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