緋色のお気に入りの歌一覧
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すいへいりーべーぼくのふね 不可解な暗号だけが脳に刻まれ
5
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詠み人知らず
一面に可愛いつくしの咲く野原幼子摘みて歓声あげし
11
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みみ松
この月にこの和を知るは神様の思し召しやと無宗教でも
9
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キタハラ
チャリティーと名づけすべてを美談化すあんたとは手をつなぎたくない
17
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光源氏
願はくば此の日ノ本に幸あらむ四海の波よ靜まりたまへ
16
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水中あやめ
夢抱き去りゆく人もひとときは春の嵐に惑ひぬるかな
10
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詠み人知らず
含みたるつぼみに花を待ちかねてまだきも夜半の夢に咲きなむ
7
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みやこうまし
しぐれ去り梅の小枝の赤き芽と光る玉露かさなり揺れぬ
72
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シュンイチ
二番目に好きだった詩を思い出のまんなかに置き祈るしあわせ
9
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聴雨
陣立てて来る痛みを逃さむと春爛漫の花道をゆく
8
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詠み人知らず
終わりなきSFの中いるようだ春は今日もう始まったのに
11
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車男
望みなく生きゆく我の余命をば夢断たれたる人に届けよ
26
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詠み人知らず
一面の菜の花畑にわけ入って春の匂いに顔をうずめる
10
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詠み人知らず
「六時です」いつも通りのアナウンス こんなことにも感激するね
11
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在原紀之
靖國の桜の開花に添えられて届いた報せは恩師の離任
12
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紫乃
天井の木目数えて18の時は短し 旅立ち前夜
33
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逢桜カイン
蓮の葉を渡ってゆければ花のくに君がゆくならそこで落ち合おう
12
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夏緒
空白のすがしならびに染みとおるプラスチックのやわき西日よ
5
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恣翁
故郷は 旧姿留めず 春の海 静かなれども 心ぞ傷む
25
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光源氏
大垣に野球を負けろと電話有り公平さを欠く似非東北ファン
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