たんぽぽすずめ@のお気に入りの歌一覧
有為
はる風はいづくより吹くあの人の笑顔とおなじ遠さより吹く
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あまおう
冬型の気圧配置の西側できみの台詞は「さよなら。」なんだ
24
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あまおう
独り身に温もりくれるお相手を探せとばかり冬はまた来る
21
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三嶋
思い出を足しても掛けても 昨夜からあなたのいないこの部屋 は 零
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三嶋
お隣で 第二ラウンドの鐘が鳴る(ここから先は あーるじゅうはち)
5
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三嶋
子を愛せぬ親は他人に裁かれど 親を愛せぬ子はただ孤独
11
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三嶋
あの時の 目も合わせない「ありがと」が 五臓六腑を縛りつづける
16
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もなca
ひそやかに天から降りてくるものはとても優しく少し悲しい
18
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もなca
あかあかと燃ゆる篝火いだきつつうつむく花の秘めやかな恋
14
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もなca
枯れ色の中のさみどり輝いてそそぐ陽射しに春はまどろむ
21
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詠み人知らず
朝五時の新聞受けを開ける手の悴むほどに荒んだ世界
18
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桜園
去るは追わず来るは拒まずさっぱりと尽くせど離るはよき縁にあらず
24
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桜園
懸命に実母を介護せしことの姑に生かせし時のきたり
15
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桜園
人生はなるようにしかならなくてやるだけやれば自然にまかせる
15
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桜園
冬枯れの庭に灯りを灯すごと寒椿さく紅一点に
27
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詠み人知らず
ふと見せた強気なあなたの憂い顔 私の中の「愛」動き出す
15
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恣翁
雪解けの緑の水に架かる橋 渡らば袖に梅が香滲まむ
41
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樟
店先に初めて竝ぶ菜の花の淡き春色手袋とりぬ
15
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日向ひな
自由ならいくらでもある鳥籠に捕らえてくれる人もいないし
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まがね
そばにいて、抱きしめていてこのままで毎朝思うあったかい布団に
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