詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
緋崎 はいこ
物事の 嘘も眞實も分別も過去も未來も 君の前では
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緋崎 はいこ
好きだけじゃ 見えぬかなはぬ 藥指 誰が爲の嘘 君か私か
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野々花
ゆらゆらと水面漂う花筏戸惑う恋の行方のように
22
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千映
復興のお手伝いには観光を杜の都の春は迎える
20
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みろく
去る人に寂しと云えず長き文忍ばせ渡す出雲のお守り
34
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秋日好
バス停で私の英語を解さんと読唇術する毎朝の友
22
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秋日好
「たんま」して子らは躑躅の蜜を吸い蝶々のように舞飛びはしゃぐ
16
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秋日好
去る人に寂しと云えず長き文思い出辿る堂々巡り
18
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千映
日々変化みる庭の花可愛くて感謝と労い愛のシャワーを
15
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秋日好
梅の枝の若葉の陰にちいさな実清冽の青思春期間近
16
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まあさ
仕事着の 夫は日に日に 輝いて 深い傷痕 くすませてゆく
32
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林林
草抜けばダンゴムシ居て草戻すその横鎌を振るカマキリが
18
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詠み人知らず
「あしたね」と返事をもらう嬉しさと不安にもなる明日はあるかと
14
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林林
草抜けばダンゴムシ居て草戻す月に開いた窓閉じる如
17
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みろく
コンクリのゾウ舎は今も空のまま 像のはな子になりて帰りぬ
28
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林林
草抜けば ダンゴムシ居て 草戻す 住所が同じ 家族が増えた
16
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もなこもち
次々と花咲く門の家に住む人はさぞかし美しからむ
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舞
日々目覚め日毎にのぞむ朝焼けの日々に新たに吾も新たに
15
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詠み人知らず
幸せの形がひどく歪でも尊いものは勇気をくれる
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木タロー
「親子写真、、」ぽとりと言ったキミの顔どこか寂しげ んなわけないか
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