加祢のお気に入りの歌一覧
聴雨
山ぎはに焔の月の立ちのぼる眠れる里に灯をともす如
15
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聴雨
打ち寄する波ふたたびの時はこび抱き込む如くうめる空白
14
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浅草大将
春ゆくとみ山に夏はたち花の香にほととぎす何をしのびね
12
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詠み人知らず
萠えいずる野邊の緑の若草に幸せはこぶ四葉みつけし
24
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千紘
雷が鳴りて春に別れ告げ雨に洗われ緑耀く
15
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芳立
もとめよと告られし種は見出ださで咲かぬ里なきひなげしの花
13
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三沢左右
山近し走る車景に動もせず葉のひとつぶも数ふべく見ゆ
15
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紫苑
花を追ひ北へ旅すといふ君は文にいにしへの歌を添へ来し
18
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薫智
空き缶を蹴っ飛ばしてた土手の上寝転び青い空を見上げて
12
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紫苑
野に生ふる罌粟つみ来ればはつなつの風に朱華のいろまさりけり
12
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光源氏
さよならと言えずに一人俯いて君の涙も見れずに終わる
36
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浅草大将
さよならも言へで別るる思ひ出のあまきの山に涙あめ降る
16
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光源氏
聞こえしは二人の熱き鼓動のみ夜の闇から抜けし心地ぞ
14
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光源氏
永遠の愛を誓ふと言ふ君に我の心はいとど揺れにし
16
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浅草大将
冬の夜は暖炉の炎あかあかと照らすふたりも一つに燃えて
15
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光源氏
謌むすぶ道のまにまにあさぼらけ濡れてぞ花は旅の枕に
12
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でくのぼう
木漏れ日に恥ぢらふ娘子まぶしかり胡王山にむれ咲く堅香子の花
11
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粕春大君
天づたふ入り日にうつる袖の香に国傾くる色ぞ見えける
22
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粕春大君
難波潟波間に出ずる葭の芽もはる待つ恋を人の知るらむ
20
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粕春大君
きぬぎぬに霞の衣かはたれの空にのこしつかへる雁がね
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