千映のお気に入りの歌一覧
雪柊
歌を詠む 隣の寝息 妻と吾子どんな宿より 満ち足りた寝室
21
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へし切
冬枯れの木立は凛と春を待ち蕾はぐくみ空に枝を伸ぶ
24
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夢士
夕日さす冬枯れの野に敷く落ち葉色とりどりの模様織り成す
14
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野々花
「明日咲く」と言われて買った水仙が他人行儀な二分咲きの朝
18
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詠み人知らず
こつこつと地味な企業で生きてきた あなたたちこそ 主役なのです
16
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富鴨
屠殺場に曳かれる牛の目の奥のこの世でいちばんきれいな記憶
13
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コーヤ
葉牡丹はレースの襞が重なりて晴れ着のようなあでやかさ魅せ
12
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林林
大掃除「ときめくもの」を残したら手離すものに感謝のことば
24
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雪柊
美濃の国 尾張の国と遠州と出張終わり 安らぐうたのわ
14
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舞
衛士侍して絶えることなき宿直火も今は昔と冬の京御所
17
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恣翁
淀みより 頭を出せる杭の辺に 魚影も見せで 細波の巻く
23
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ながさき
幾十の 山河越へて 放浪へど 吾が悲しみの 果つるあてなく
31
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夢士
万両の実色付きてオナガ来るテグスのバリアで赤き実守る
12
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桐生賄
幸せの種を心に植えたいな 一つ二つと笑顔の花を
12
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野々花
暖かな陽射し背中にうけながら自分のための膝掛けを編む
14
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林林
わが友の生まれし日なり朝日浴び心清らに今日一日を
13
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林林
拭き清む出窓の光る小春日に友へお誕生祝いしたため
17
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へし切
悲しみの涙にくれる人生もいつか笑顔の自分に逢える
19
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詠み人知らず
鮭とばを甘噛みしつつ長々と 出汁を楽しみ 嚥下ためらう
15
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詠み人知らず
守りたい心細げな細き肩言われてみたし貴方の腕で
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