千映のお気に入りの歌一覧
林林
遠くまであなたの歌よ翔んでゆけきりりと冴えた冬の夜には
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へし切
つらつらとこの一年を振り見れば淋しきなかに笑顔のませり
21
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桐生賄
雪吹雪 今朝の寒さは厳しくて 吐く息真っ白 更に重ね着
10
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都忘れ
大掃除 壁の汚れも 傷跡も我が家の思いで 大事に拭きし
8
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只野ハル
父と炬燵に入り新書の「家族という病」を読んでいる午後
13
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林林
小春日の紅葉の舞にトントンと縄跳びの子がリズムを添える
13
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詠み人知らず
街角に貼られたビラに赤い文字 いちご大福 なんか仕合せ
14
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まつり
午前二時 白いシーツの海にいてきみの背骨のかたちを思う
6
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只野ハル
山里の時雨に霞む寒村の破れ案山子が荒れた田に立つ
18
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みやこうまし
衰えし我が身を 誰に任せるや 腹決め生きん 孤独死 なんぞ
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葉多村集光
聖夜祭所用がありて忙しく皆もこうだと自己に言い訳
3
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へし切
あたたかな冬の陽ざしに群れ鴨のあそぶ水面に波の輪たてり
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舞
冬の日に似合わぬほどの青空の高みに白き飛行機の雲
15
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林林
クリスマス 叔父伯母家族と来春の母一周忌相談の夜
16
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さゆ
待ちわびた マニキュアを塗る 冬休み 爪がキラキラ 心もキラキラ
9
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祐鈴
牛乳の消費期限が二〇一六年一月四日になった。
10
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みん
電気屋でマンツーマンで一眼のあれやこれやを教わる聖夜
9
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ぁゃ
くっつけた布団の領土侵犯は「抱き合いたい」の宣戦布告
9
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ぁゃ
安っぽい子供だましにだまされて銀河に見えたラメ入りのペン
7
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野々花
人の歌頷き拍手送ってる歌を忘れたカナリア一羽
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