名鈴のお気に入りの歌一覧
寝惚亭奥地新吾
ちまき食べ柏餅食べ祝いけり子無き夫婦に端午の節句
5
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芳立
星ひとつ見えぬ夜ながら明けみればみどり濃き野に風あらたなり
11
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夢士
三密の空夕暮れて鯉のぼりそっと下ろして戸棚に納む
10
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ななかまど
ぴーとろり鎮守の杜のぴーとろり記憶のぞけば父はは若し
10
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KEN
吾妻峰の 雪消を伝ふ せせらぎの 声は懐かし 哀しむ程に
10
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麻倉ゆえ
お浄土に行ったのだから大丈夫 立派な数珠を思い出しつつ
4
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山崎ふゆ彦
初夏の爽やかな風吹き通るキッチンに妻 夢の世界で
5
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うすべに
ぎこちなさ からり見守るはなみずき 父と息子の公園の午後
9
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横井 信
目の前をふわり横切るあげは蝶 汗を拭きつつ夏めくひかり
12
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KEN
花かつみ 仄かににほふ 白縹 木隱れの風 幽く触れて
10
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荒野のペンギン
あまりにも 五月の空が 青いから ストンとなって 泣きたくなるの
4
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吉野 鮎
夏たちてわたくしだけのわたくしにながれる風も空の蒼さへ
7
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吉野 鮎
初夏のためらひがちの陽のひかり 爽やかな風の愛しきは汝よ
10
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舞
シャボン玉追う幼さな子の手のなかに弾けて消える虹二つ三つ
10
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桜田 武
ひっそりと咲き誇る今年の桜宴の人なき寂しさに耐え
6
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桜田 武
早春の空渡る白鳥の勇姿旅を楽しみ力みなぎる
8
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荒野のペンギン
口開けて 深呼吸して こいのぼり 自由に泳いで 僕らのかわりに
10
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千葉 甫
朝の窓開ければ雀の声がくるコロナ・ウィルスの無い日のように
3
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松本直哉
縄とびのポニーテールのはてしなくゆれつつ春の過ぎゆかんとす
3
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秋日好
好きだとて迸る想いの暴れ馬 空しき夢に 徒花散らす
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