芳立のお気に入りの歌一覧
山桃
古の砦の山の奧処より雉子の鳴きて春を告げたり
7
もっと見る
たんぽぽすずめ。
青過ぎるあなたを映す横浜に涙を隠す黄砂が欲しい
5
もっと見る
悠々
はや梅の莟にまがう汝が胸をうすもも色に染めし我がくち
10
もっと見る
たんぽぽすずめ。
朝焼けに雪のほつれる恥じらいの吐息で光る神楽坂なり
13
もっと見る
たんぽぽすずめ。
ゴルファーを気にせず猫が花を摘むのんびリズムの春の日だまり
4
もっと見る
たんぽぽすずめ。
新居ではインコを飼えぬ婆ちゃんにナナの元気な動画を送り
10
もっと見る
詠み人知らず
一人でも心が通う夜もあれど2人の今夜 独りでぽつり
6
もっと見る
紫苑
恋すてふ血いろの火の穂吹く風にかをる紅梅春に抱かれむ
12
もっと見る
浅草大将
あづさゆみ春立つ磯の波の音引くかと思へば寄るや返らむ
6
もっと見る
野比益多
なわとびがまわりつづけているところお上手お上手ぐるぐる地獄
3
もっと見る
浅草大将
枯るるなき蔦の想ひの絡りを如何なちからに断つ術やある
21
もっと見る
詠み人知らず
凍る夜は吐く息全て白くなりため息ついても少し楽しい
8
もっと見る
浅草大将
東風吹かば知るやしら梅玉かぎるほのかに匂ふかの面影を
7
もっと見る
浅草大将
うたかたの恋に浮き世の明けがらす飽かぬ別れも夢の泡雪
5
もっと見る
浅草大将
うら霞み今日こそ春のたて山は安房にあは黄の菜の花の色
4
もっと見る
山桃
寒き夜の噴水ひとり雪解けの音吐きながらいつも嘘吐き
4
もっと見る
詠み人知らず
なんとなく寂しい夜は声が聴きたい携帯眺めてやっぱり止めた
2
もっと見る
山桃
黒土にうぶ毛立ちたる浅みどり厚き心の色とわが見む
5
もっと見る
紫苑
あづさゆみ春もなかばの山峡にしろかね敷ける筋ほそりゆく
7
もっと見る
光源氏
深深と積もる話をもち寄りて明かりを灯す夜のかまくら
6
もっと見る
[1]
<<
474
|
475
|
476
|
477
|
478
|
479
|
480
|
481
|
482
|
483
|
484
>>
[484]