赤俊雄のお気に入りの歌一覧
ゆりこ
ひとしずく月欠けるたび疼く身を白く抱きしめ指濡らす窓
21
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秋日好
無意識に往路も復路も帰国だと双方向に引き裂かれている
8
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千映
吾の誕生祝いのメールおめでとう文字駆けてくる寒さの中を
15
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野々花
日溜まりで摘みきしなずなたっぷりのお湯に放てば広がるみどり
15
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ぽむもふ
階段でガラスが欠けてしまわぬよう気にしながら靴を脱いだ
9
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林林
昨年の師走作りし干し大根節分に煮る 決意新たに
21
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林林
福は内 拾ったお豆をヒーターであぶって食べる 皆で輪になり
16
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紫苑
子のほほに卍書きたる指さきをしたたるごとく爪紅のいろ
11
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ゆりこ
若葉萌ゆ 散らぬ希望を芽吹かせて無限の祈り彩ってゆけ
19
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コーヤ
豆をまき恵方巻き食べ豆つまみ酌み交わす酒幸せの味
20
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紫苑
虹をともす。はつかに兆すたゆみとも、ふたたび紡ぐ冬の叙情詩
11
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西村 由佳里
マニキュアを塗っているよな桜木があちらこちらでふふと笑って
9
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鹿目ゆい
交差点僕は止まって呼吸する「大丈夫、まだこの場所にいる」
4
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林林
戦中のこの真冬日に父を産む祖母の苦労を想う晩餐
20
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恣翁
朦朧と 闇に真白く 吐き出せる魂のごとくに 息彷徨へり
22
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舶女チェルシー
宿酔の後悔と今朝の晴天を交互に詰めたメイソンジャーサラダ
7
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舶女チェルシー
バンジョーの乾いた陽気な音に似た日差しで気づく今日は日曜
9
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Chico
「神宿る人差し指ぞ侮るな、片目交互に御覽あれ!」 ぴょん!
13
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詠み人知らず
遠ければ遠いほど愛しいものは紅茶に溶かしゆっくり混ぜる
11
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恵
ほろほろと崩れて落ちぬ雪雲よ見上げる我に優しく触れる
22
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