詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
日向猫
やがて陽は昇りて道を照らすゆえそろり踏み出す月白の刻
14
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あき
愛だけが欲しいわけではないのです愛を理由に全てください
30
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もなca
ひぐらしの声にさそわれそぞろ歩くあかね色した夕暮れのふち
14
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日向猫
同朋の遺影を見つめ思い出に涙滲めど名は口にせず
18
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聴雨
もの憂げな窓に置きたる朝の日に靜かな秋の訪れをきく
15
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村上 喬
八月をベットの上でやり過ごす寄せくる波をこらえながらも
20
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たんぽぽすずめ。
無垢のまま煌めき昇り来た空で泣き合う水のさよならを乞ふ
17
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もなca
ゆらゆらと踊る緋色の花房を見上げてあるく日ざかりの道
15
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詠み人知らず
千度超す鉄塊色の沈む街 あしたのことは保留にしよう
19
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恣翁
歌声の底に籠もりし愛染に 月も潤みて二人濡れたり
25
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樹屋あか音
夏逝きて首吊り死体、炎天下枯れ向日葵の群れる葬列
4
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みやこうまし
かなかなと杉生の陰の虚ろさに檄をとばしてひぐらしの鳴く
14
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日向猫
仏送り すっからかんのお仏壇 寂しいような涼しいような
18
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たんぽぽすずめ。
葉に軽く乗せて囁く草笛と似ているキスはまた欲しくなる
14
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もなca
真夏日の風吹きわたればいっせいに空を見上げて揺れるひまわり
17
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詠み人知らず
メロウメロウ夕方なれば鐘が鳴り梅酒を入れたグラスがからり
4
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紫草
八月の雨の匂いのする朝に時雨の蝉は急き急きと鳴く
13
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たんぽぽすずめ。
碧き虹照らす翼を折りて逝くアゲハへ天気雨よ降りたれ
6
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村上 喬
子どもらの水とたわむる声響く光の飛沫を弾ませながら
13
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日向猫
迎え火の小さなライトがナビゲーション帰省ラッシュは風の中にも
14
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