芳立のお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
まだ家は遠く泣き出す子を背負いぺんぺん草であやす夕暮れ
34
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山桃
春を戀ふ心のうちぞ花は咲く散るを見むとて歎かむあはれ
10
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紫苑
春浅き日なたにありて雪の匂ひまとへる文を読むぞうれしき
11
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紫苑
凍て空に誰が燃やせしや夏日星あかき光は胸裡を射つ
7
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源朝臣友信
梅が枝に風吹き来れば小夜更けて霜降る花に月宿るらむ
11
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源朝臣友信
我が庭に白梅咲けり吹く風に君が手触れず花の散るらむ
12
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源朝臣友信
烏羽玉の夜空を渡る東風香にぞ見えつる君が白梅
8
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紫苑
あなめづら定家しるせし星の群れ牡牛の赤き光のうしろ
5
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ほたる
横浜の海に浮かんだシーバスの灯りを見ていた。恋人だった。
5
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光源氏
しのびあへぬこの雪もよに立ちなむは昔ながらの山ざくらかな
6
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光源氏
たまはりし師の導きの道の邊にただすみわたる雪の玉水
12
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粕春大君
咲きそむる奥つ山辺の梅が枝はひと訪はざれど春をわすれず
18
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浅草大将
あへあへとむらむら雲のすき間より月こそ覗け猫の恋路を
11
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浅草大将
奥山に冬のなごりを訪ひ来ればおのれ雪ぞと咲くやしら梅
18
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浅草大将
春立ちて色めく風のもと訪へば今をさかりのくれなゐの梅
11
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山桃
くさぐさへ降りつ晴れつの揺さぶりで起きろねぼすけ天にて候
6
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光源氏
ゆふされば我が衣手に雪はふり吉野の里はみなうもれゆく
7
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山桃
白光の空に生まれし雪の片舞ひ上がりつつ次第に消えぬ
8
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紫苑
世を捨つるひとのなみだか浅き春血色の星の名前を知らず
10
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浅草大将
春の夜のかすめる空の月が瀬を梅もおぼろに匂ひわたらむ
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