あきのお気に入りの歌一覧
N.Y
こわごわと両手にのせて差し出した紅葉の葉ごと抱き寄せた秋
9
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詩月恵
あなたにも聴こえてますか色のない風の囁き「ひとりじゃないよ」
10
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透子
我が窓を叩く雨音の烈しさに路傍に咲いた花も散りゆき
4
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こはぎ
触れられた君の手の熱まだ残り淋しくはないと言い聞かせてる
5
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舞
顔をふせ 誰を待つきみ 背もさびし 時は過ぎゆく 待ち人来たれ
13
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光源氏
色も香もやがてうつろふ白菊の影ひとつだに殘すことなく
14
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敷島ヤマト
起き上がりこぼしになってゆんわりとあなたの方へ近づいてみる
4
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まるたまる
かみなれば天に轟き地に響き脅し文句はドシャドンガララ
8
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N.Y
遣る瀬無い日々にたゆたう松のかげ かけがえのない日々の微睡み
5
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酒井景二朗
俺だけが心のせゐで寒き日もごく平凡に月は昇りぬ
3
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酒井景二朗
「來週のサザエさんは」を聞いた後生きていくのは確かに辛い
4
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ゆうくん
明け空の 川底に咲く 月影は シロツメクサの 白き花びら
3
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ひとこそしらね
昼どきの休憩室に男らが目を伏せて聞くガールズトーク
3
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三連星
橙の陽の輝きは沈みても我らの学びを見守らるるかな
6
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けにちん
置き去りにされた靴下拾い上げごめんと洗濯機の前で言う
2
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詠み人知らず
いつのまに実をつけたのか花ゆずの緑に心ほぐるる朝に
16
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由良
なんで座ってたんだろう道端に子猫はニャアとこちらを呼んで
3
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あそびくも
蜩の音も気にかけず黙々とただ道を行くはたらき蟻は
17
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七色コイン
年寄りが乗ってきたから立ったのさ言葉交わさず無言のままで
17
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葵の助
攫うのはあいしてるとかバカヤローだけにしてよと波に祈った
2
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