芳立のお気に入りの歌一覧
光源氏
雪深し高尾の寺の月浄に供えし花は鐘にふるへて
12
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粕春大君
春さればはや聞かまほし鶯のこゑをたづねて谷わたりゆく
15
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山桃
美容師は囀りながら跳ねながらショートカットの鳥毛立たせぬ
5
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山桃
雨の日は鳥も飛ぶまじ毛づくろひ行かむと我は美容院めざす
3
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悠々
老人の骨ばった手がそらへ伸びぬくもり掴む冬枯れの枝
27
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悠々
田原町さすがに凄い賑わいだ女の子みんなでバナナ記念日
10
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浅草大将
よしあしもなにはの浦の舵枕ともに泊つるも一夜かぎりか
10
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浅草大将
待ちわびし梅にあらずをしら雪にはつ音かなしき鶯のこゑ
11
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山桃
如月と思へばうれし冷たさも春待つ心は門口に立つ
8
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浅草大将
春立てる霞がうらぞ見まく欲しまだしら波の返すがへすも
5
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紫苑
冬去りて雑木林の下草にけだものくさき日の差し入りぬ
6
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紫苑
海辺さし速む列車を見送ればレールのさきに潮騒とおく
10
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山桃
春近し水の温むや白鷺の鯉を慕ひて覗く池の辺
9
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山桃
新たなる電動工具手に入れば春の準備の仕事も増えて
3
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光源氏
行く川のほとりに一人佇めば儚げに散る雪の花かな
21
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紫苑
緑萼は翡翠の髪挿し黒繻子のちひさき沓は木の間に隠る
8
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浅草大将
春の日に雪の比良が嶺あけそめて湖に映るも花のことぶれ
8
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たんぽぽすずめ。
もうだいぶ待ったしどうせなら春にネジが外れるぐらい笑おう
13
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浅草大将
くちぶえに春の小川をさらさらと誰かながすや冬越えし人
19
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浅草大将
入相の鐘もこころにすみだ川世のしがらみも今はかけざれ
5
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