横井 信のお気に入りの歌一覧
ななかまど
秋雨が白菜の葉を休みなくたたくをこれがシアーラインや
9
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凌霄花
廊下三つ 照ろうか降ろうか 雲ろうか空の忖度 晴れのち曇り
10
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夕夏
くにのためといういいわけをかかげてじしんのりをまもるどくさいしゃ
1
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夕夏
はなさきにつるをのばしてあさがおがうえへうえへとおうはひのかげ
1
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舞
通過する電車のあとも消えぬ間に線路陰から鈴虫の声
7
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び わ
庭の柿そろそろ色が付き始め夕陽の中に九つ十と
4
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夕夏
そのむかしもうこしゅうらいかのくにもともにいまではおなじどひょうに
1
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つばす
目覚めるほどズトンと響く大地の揺れ さらに加速か緊張MAX
1
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茂作
彦と云ひ姫と呼びては區分けする 吉備津社の厠可笑しき
10
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まつばらりょう
嵐の夜 古いわが家の寝床には トタンの叫ぶ声が聴こえる
4
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ハーコット
「異議あり」の定型文句は例えれば「水の呼吸」というようなもの
1
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うすべに
たそがれの濡れた舗道を急ぐ影 ぬくもり包む夕餉のかおり
6
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KEN
紫の 小菊添へれば 頬杖で 笑みの乙女の 野辺の御仏
9
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滝川昌之
我が箸をぬるっとかわす里芋は温み求めて豚汁を出ず
16
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ななかまど
夏すぎて二百十日が来てみればどの長月も繋がっている
8
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芳立
秋分けて西ふききたり煩ひの血の沸きやまぬわれひとの身に
2
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へし切
常盤なる松の緑は変わらねど 山は紅葉に色変わりゆく
10
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凌霄花
夕さればまんまるの月微笑みて虫の音聴いてる出雲路の秋
11
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舞
紅葉には花嫁衣装 桜降る花には喪服 神の祭り場
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び わ
おお寒い半袖シャツと半ズボンみんなしまって寒さに対応
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