詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
青々と暮れていく空 ぽっかりと海月のような月が日を追う
23
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へし切
我が家にも春きたるらし白加賀のはや咲き初めて香はにほいける
29
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浅草大将
声なきも歌あるものを梅の香に聞くぞ嬉しき春のおとづれ
16
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リクシアナ
この身にも触れる琴線残れりと知らしめるかな昨夜のメモリー
14
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詠み人知らず
舗道まで散り重なれる山茶花に 音なく冬の雨降りやまず
25
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野々花
日溜まりにそよ吹く風の優しさを結んで開くたんぽぽの花
27
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千映
人間は好きと嫌いとあと一つどうでもいいという選択も
21
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コーヤ
原っぱに春の訪れ告げるよに枯草の間に蒲公英の咲み
24
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恣翁
洗ひたる葱の薫りや 鯉飼へる川端の水に流れ 染むらむ
24
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只野ハル
3月下旬並みの風を感じるそのためにだけ自転車を漕ぐ
22
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へし切
寂しさに眠れぬ夜は夢の旅うたのわめぐり刻は深けゆく
31
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リクシアナ
枕辺に遠く単車の響き聞く騒ぐ孤独をマフラーに吐き
21
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呉竹の憂き節
積み来たる科の数なき身の憂さはよしやと言はむほだしなりけり
4
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恣翁
蜆川 不義の浮き名を憚りて 露の命や 消し流しけむ
16
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リクシアナ
如月の彩光あそぶアトリエに残り香煙る君のキャビネの
13
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恣翁
海棠や 苑に眠れる麝香鹿 目覚めさせむと花開くらむ
18
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秋日好
灼けるほど抱かれたい夜自覺することなく君は抱かれるのだらう
11
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秋日好
想春の視界が暗い雨の日は自分の居場所が心もとない
13
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雪柊
養われ 父に刃向かう愚か者娘授かり知る親心
21
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リクシアナ
水超しに歪む一輪ガーベラに春問わずして優しさを飲む
18
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