みやこうましのお気に入りの歌一覧
恣翁
木洩れ日の 背に感じたる 温もりを 確かめたくて そつと眼を閉づ
52
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恣翁
あどけない 瞳の奥の 無自覚な 悪意で誰かを 傷つけるんだね
69
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恣翁
ふつふつと 身を躍らせて 湯豆腐の 浮き沈みせり 来し方のごと
91
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詠み人知らず
つまらない自分は自分でいいなんて思えばそれで変われなくなる
10
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詠み人知らず
カラカラと背骨に響く笑い方転がっていた空き缶が鳴る
11
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詠み人知らず
異国より届いた手紙 風となりこの街に吹く 故郷に吹く
3
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詠み人知らず
ただじっと誰かを待っているような気配が部屋の暗がりにあり
15
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紫苑
あるままの日を詠ひ来しみそひとは行く手遥けき我が道程か
24
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紫苑
地震ふるに開きたる戸より迷ひ出し猫戻れるをただ抱きしむる
25
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紫苑
あかねさす紫の芽の吹き初めてミモザ枝垂るる冬のひだまり
29
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紫苑
張りつめし弦切れ絶ゆる音を継ぎつたなき調べいかに弾かまし
23
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紫苑
はな伝ふ書にまなびをり枯れ花の死していのちの凝れることを
29
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庭鳥
次に会うまではこの爪切らないで会えたらそっと跡をつけよう
13
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庭鳥
この空をあなたも見てる。そう願いふたり女神をひとり見送る
12
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庭鳥
しとど降る雨の隙間に忍び込みまとわる白きジャスミンの香
12
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庭鳥
我が胸に刻み込まれた輪郭が濃くなる度に現と乖離
12
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庭鳥
手厳しいおじ様方の愚痴だって漏らさぬわたし。だから話して
12
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庭鳥
秋の夜に音楽消して短歌詠むほら穴埋めるひとりお仕事
12
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庭鳥
まだ恋と言えず気になる人がいるそれだけなのに歌が溢れる
14
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庭鳥
かなしみよ歌に気化して燃え上がれ歌よ寄り添え友の傍ら
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