みやこうましのお気に入りの歌一覧
三沢左右
日を破れるつばめの涙 土を撃ち雨のひと夜に春ゆき過ぎぬ
12
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半格斎
朽ちてなお岸邊に泊まる木舟にもあおめる柳の風わたるなり
16
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悠々
片恋ノ人ハ遥ケキ柳川ノ清キ流レニ添ウテ老イルト
16
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螢子
あっち向きこっち向きする水仙の花はあなたのこころにも似て
10
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螢子
野の草が銀の尾揺らし6月の風は運ぶや雨の記憶を
13
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螢子
どうなるか解らない未来待てなくて現在を一緒に生きたいのです
71
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紫苑
安穏をなど貶したきまろまろと太れる蕪を真二つに切る
16
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悠々
鉄槌ヲチカラノ限リ打チ下ロス工夫ノ如キ歌詠マザラム
14
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林ユキ
火にくべるやうな目をして冬からの君の便りをフォルダごと消す
29
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半格斎
南行き傘をかむりし月を背に夜間飛行の点滅は消ゆ
22
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光源氏
わくらばにつゆほど見えぬ君が影時過ぎてなほ濡るる我が袖
11
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悠々
コノ山モコノ川モミナワガモノト嘗テ遊ビシ我ヨイズコ二
11
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紫苑
デラシネの胸にひらめく旗のなくグラスの小さき氷まろびぬ
11
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三沢左右
箸先をくはふる丸き唇はふはりとかろき花の咲くごと
21
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浅草大将
花うせてのちの実りに色も香も匂ふぞうれしあを梅のころ
32
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鴫沢葦穂
降りしきる雨に顔向け池の中青鷺一羽凛と背を張る
42
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きりあ
鈍色の空より落ちる六弁の花よおまえは何が悲しい
59
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悠々
イズコヨリ来タリ何処へ去リユクト誰モ知ラネド此ノ星ヲ生キル
17
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ほたる
雨後の葉を空に透かせば浮き上がる美しき血の流れる葉脈
19
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紫苑
縺るるは人生の糸か枷の輪に手繰れる糸に端のなきなり
9
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