詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
月虹
温度差にやられたんだね春風邪の微熱のような恋のざわめき
36
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KEN
山肌に霞櫻の淡き白初の戀など思ふ行く春
13
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詠み人知らず
笹の舟 誰の思ひをのせたるや 見守られもせで河のまにまに
16
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横井 信
どこへ行く列車なのかと問うてみる朝日に向かい延びる線路に
17
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横井 信
脚痛み眠れなかった夜は明け浴びる日差しが瞳にしみる
11
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詠み人知らず
こうかいの上を渡った脚にほん浸すみずうみ冷やとせいれつ
7
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蔓葵
いづくにか君が植ゑけむたちばなの花こそ知らね風の移り香
9
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へし切
君が身は煙とされば現世の雲居の空に面影を追ふ
22
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滝川昌之
いつまでも影に居れぬと東屋の遮る庇を若竹が刺す
23
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灰色猫
いつの世も未来はとっても甘くって叶わぬ夢も味わいましょうね
21
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深谷真雪
見るたびに蒼くあおく澄んでゆく空 君のように僕はなれない
9
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蔓葵
名も知らぬ真木も朽ち木もむらさきの色にそめゆく山藤の花
14
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石川順一
冬眠をして居るヤモリと勘違ひ障子の敷居は今も現在
11
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詠み人知らず
四角形ひとつを震わせ響かせる何用でもなく損得もなく
6
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舞
消えてゆく日々に虚ろな影を踏みひとり慰む顧りみる夢
9
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吉野 鮎
汝が病 寛解の今をあゆむ旅水平線に黄金の帶兆す
16
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吉野 鮎
ひねもすの海ののたりを眺めをり小糠雨降り寒もどるふた日
14
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吉野 鮎
いまこのとき 愛しきは汝 あま音の緩きに添ふる寢息穩しき
11
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吉野 鮎
湧きたちて山はみどりを競ひをり 藤むらさきの彩りに薫る
18
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詠み人知らず
夜半にもの思へば陰気と傾くに眠られもせで雨だれの澄む
16
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