赤俊雄のお気に入りの歌一覧
月虹
次々と注がれてゆくピアノ音私の中のざわめきを消せ
27
もっと見る
けら
胸の底茜の色を押し込んで 暮れて暮れて暮れて 暮れて宵闇
8
もっと見る
コーヤ
靴たちは花の模様が魅力的春の街中歩く夢見て
14
もっと見る
村上みお
しめじめと雨の音きき目をつむる花粉(はなこ)の舞は今日はおやすみ
10
もっと見る
コーヤ
厳冬のときを紡ぎて山茱萸は蕾ほぐれり春を待ち侘ぶ
22
もっと見る
コーヤ
太陽の光が透けて見えてくるうすい花びら寒桜咲み
17
もっと見る
リクシアナ
八重咲きのトルコ桔梗の憂鬱を晴らせるほどの技量ではなく
13
もっと見る
リクシアナ
卒アルの笑顔にエール贈りつつ 未来を現像 地下室のラボ
13
もっと見る
リクシアナ
水超しに歪む一輪ガーベラに春問わずして優しさを飲む
18
もっと見る
リクシアナ
雪溶けて百葉箱の顔のぞく春ひそやかに廃校の庭
91
もっと見る
林林
この水の冷たさもあと少しかと両手に掬い顔にバシャッと
16
もっと見る
林林
悲しさや苦しさはきっとあったはずなのに遺影は微笑んでいる
24
もっと見る
林林
おばあちゃん お供え分も作りますバレンタインチョコ家族に友に
17
もっと見る
けら
春の夜にざわめく風の爪の先 喉元に触れ止まるこの時
8
もっと見る
けら
森の樹がざわりと鳴って揺れている 高いところで風が吹いてる
10
もっと見る
林林
お返事は ささやき声でいいですよあなたの喉を共に労る
17
もっと見る
舞
冬の日にひとの都合で咲かせらる健気な花の色は鮮やか
10
もっと見る
詠み人知らず
絵の見える巧みな文字を並べたい 美術はずっと Cだったけど
21
もっと見る
野々花
焼きそばのお湯を捨てれば「太るぞ」と警告音がボコボコと鳴る
11
もっと見る
灰色猫
狐火の 淡い光の 行列に 並んでしまえば もう抜けられない
37
もっと見る
[1]
<<
42
|
43
|
44
|
45
|
46
|
47
|
48
|
49
|
50
|
51
|
52
>>
[57]